「被爆アオギリ二世」植樹(9月26日(木))
修学旅行実行委員が、修学旅行で広島市より受け取った「被爆アオギリ二世」を南校舎前(テニスコート)に植樹しました。
「被爆アオギリ二世」については、広島市ホームページに以下のとおり記載されています。
昭和20年(1945年)8月6日、爆心地から北東へ約1.3kmにあった旧広島逓信局の中庭で被爆したアオギリは、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続け、焦土の中で青々と芽を吹きました。その後、被爆アオギリは昭和48年(1973年)に平和記念公園に移植されましたが、“平和を愛する心”、“命あるものを大切にする心”を後世に継承するため、この被爆アオギリが実らせた種を発芽させて育て、成長した苗木を「被爆アオギリ二世」と名付けて配付しています。
修学旅行(9月18日(水)~20日(金))
本年度の修学旅行は、渋川中が例年実施している広島・京都方面への修学旅行となりました。渋川市では、平和学習を大切にしており、各中学校には広島平和公園被爆樹木「アオギリ二世」が育っています。広島への修学旅行を通して、「平和」について深く考えることはとても大切なことだと思います。今回の修学旅行のスローガンは、「91人の笑顔の旅 in 2024 Always at the fore front of my memory.」です。このスローガンのとおり、時に真剣に、時に思い切り楽しみ、笑顔あふれる充実した3日間を過ごし、大切な思い出になりました。
現地では3日間ともよく晴れ、全行程を無事に終えることができました。予定通り、新幹線で広島駅に到着後、広島電鉄で平和記念公園を訪れました。被爆体験伝承講話でお世話になった講師の方もお出迎えをしてくださいました。記念写真の撮影後、現地ガイドの案内による碑巡り、広島平和記念資料館を見学しました。資料館では展示物や写真を息を詰めるように見学し、戦争の悲惨さを学び、平和への祈りを深めました。その後、「原爆の子の像」前での平和記念集会を行い、生徒作成の千羽鶴を奉献し、黙祷を捧げ、未来永劫の平和を願い渋川中学校平和宣言を行いました。平和集会後、徒歩で原爆投下場所を見学し、宿舎に入りました。夕食後、手作りの灯篭をもって、元安川にて灯篭流し体験を行い、平和を祈願しました。
2日目の京都市内班別研修では、それぞれの班が計画した通りに、公共交通機関を利用して学習を行いました。猛暑の中でしたが、京都の歴史に触れ、日本のよさを知った1日となりました。3日目は、全生徒が着物姿となり、それぞれの学級が計画した寺社に行きました。
1年生平和学習講演会(9月12日(木))
前渋川市教育長の中沢守先生を講師として、平和学習講演会を実施しました。中沢先生は、これまで校長として、教育長として、平和教育を大切にし推進してきました。直接、お話をいただけることは大変貴重な機会であり、生徒は真剣に聞き入っていました。前橋市や渋川市での空襲での様子をはじめとして、広く平和に関わることについて、わかりやすく説明してくださいました。代表の生徒からは、3年生での広島への修学旅行で更に詳しく学びたい、いつか平和・戦争について学んだことを語り広めていける立場になりたいなどの感想とお礼の言葉がありました。1年生にとって、平和を考える貴重な学習となりました。
コミュニティスクール行事PTA親子奉仕作業(9月8日(日))
晴天の中、午前8時より、PTA奉仕作業として、校庭や花壇の除草、学校周辺の環境美化活動を行いました。コミュニティスクール事業としても位置付け、大勢の生徒や保護者と共に多くの教職員も環境整備に一丸となって取り組み、校庭や学校周辺がきれいになりました。また、リユース回収も予定通りに行われました。ご協力ありがとうございました。
また、9月24日には、体育大会に向けて生徒全員で除草作業に取り組みました。