歓送会(3月6日(木))
3年生の卒業を祝する生徒会主催の歓送会が、体育館で実施されました。生徒会長からは、自分達を引っ張ってくれた3年生に対して、感謝の気持ちが伝えられました。1年生からは、アンケート結果をもとにしたランキングクイズと3年生に贈る「君をのせて」の合唱が発表されました。2年生からは、「ライラック」にのせてダンスが披露されました。さらに、応援団を結成し「喜怒愛(哀)楽」の四字熟語に願いを込めたエールが堂々と贈られました。3年生の生徒代表からは、在校生へのお礼と感謝の言葉が伝えられました。また、事前に、1・2年生や教職員が作成した3年生へのメッセージを集めて「卒業おめでとう」の文字にし、メッセージボードにして、正面玄関に展示しました。今回の歓送会も生徒会本部役員を中心として、プログラムを企画して卒業へのはなむけとし、3年生への感謝の気持ちが伝わるものでした。
第78回卒業証書授与式(3月13日(木))
卒業証書授与式が、来賓の皆様のご臨席と保護者の皆様のご出席を賜り、厳粛のうちに挙行することができました。全校生徒が参列し、立派な態度で臨み、心温まる感動的な卒業式となりました。
卒業証書授与式では、校長から、予測できない社会の変化に対し、柔軟に対応しながら、主体的に向き合い、自らの可能性を発揮して欲しいこと、人として生きる上での普遍的な価値である「思いやり」「優しさ」「正義感」「感謝」「勤勉」「努力」などをこれからも大切にして欲しいことを伝えました。そして、「未来志向」の言葉どおり、自分の未来を思い描き、たった一度の人生をしっかりと生きることを式辞として伝えました。
副市長からは、失敗を恐れず、挑戦し続ける姿勢が未来への成功へと繋がること、自分自身の力を信じ、力強く人生の歩みを進めることなど、これからの人生にとって大切な祝辞をいただきました。PTA会長からは、「ありがとう」には、人と人をつなぎ喜び感じることの意味がある「他喜力(たきりょく)」があり、「他の人を喜ばせることで、自分自身に力として返ってくる」という人生の支えとなる素晴らしい言葉をいただきました。
その後、卒業記念品として、渋川市から卒業証書フォルダと印鑑を授与し、傘立てが学校へ贈呈されました。
在校生代表生徒からは、卒業生とのたくさんの思い出や感謝の気持ちが伝えられた送辞でした。特に、自分達が渋川中学校の顔となり、後輩たちに良い影響を与えられる存在になれるよう努力していくことの決意が述べられていました。卒業生答辞として、前生徒会長より、ユーモアを交えながら中学入学当時からのエピソードが語られました。数々の学校行事での思い出や学んだこと、仲間同士の絆が深められたこと、来賓の方々や保護者への感謝等が述べられました。そして、失敗を恐れず、近道することなく、目標に向かって自分の力で進んでいく決意が述べられました。渋川中を巣立つ代表として堂々とした態度は大変立派でした。
そして、「命のうた」の卒業記念合唱があり、その歌詞と歌声に体育館内が感動に包まれ、保護者の方や職員が涙ぐむ姿がありました。その後、卒業生保護者代表から、中学校三年間の思い出と共に謝辞が述べられました。保護者の子どもへの愛情や人生の先輩としての願いが伝わってくる内容でした。最後に、式歌「仰げば尊し」が斉唱され、卒業生は堂々と巣立っていきました。